2022/10/24 13:45

今日はジェルとゲルの違いを書きますね。


13年前に保湿性の高いジェル状の化粧品を造りたくて行動しているときに、

展示会や化粧品製造工場の方々が「ジェル」・「ゲル」と表現が

まちまちでしたので当時其の違いを、色々調べました。

製造者でなければどちらでもよい問題かと思いますが、

興味ある方はお読みくださいね。


●「ジェル」と「ゲル」の違い…答は[同義語]

スペルは「gel」で一緒です

gel「ジェル」・・・英語の発音

※コロイド溶液が固まり、半固体から個体の状況になったもの

「コンニャク」「寒天」「ゼラチン」「ゼリー」などのように「触感がプルプルしたもの」

(膠質、英語:colloidoコロイド)またはコロイド分散体(英語:colloidal dispaersion)

一方が微小なる液滴あるいは微粒子を形成し(分散相),

他方に分散した1組の「相」から形成された物質状態である。

gel「ゲル」・・・ドイツ語の発音

ゲルもジェルと同じ意味である。

 

しかし、化粧品においては・・・

「ゲル」は山芋や納豆など自然界の物質に含まれている粘質のこと指し、

「ジェル」はその「ゲル」よりも水分を多く含み、柔軟性の高い状態のことを指します。


ちなみに保湿化粧品ルルドのしずくの主要保湿成分は

自然界の物質である3重らせんコラーゲン・シルクフィブロイン・水溶性ケイ素から抽出しています。


これら3種類と私の望む配合量の組み合わせが難しく、委託製造工場では試作しては作り直しで途中喧々諤々の場面もありましたが、

何度も挑戦して下さり私の望むジェル状化粧品「ルルドのしずく」が完成しました。

完成まで2年かかり、2010年8月26日に発売しました。

当時を思い出すと懐かしいです。